
「他人を変えることはできない。」
皆様はこのフレーズについてどう思うでしょうか。
わたしは、この言葉に賛成派です。
私が生活をしている中でストレスを感じる主な事は、他人とのコミュニケーションです。
ぷく太郎、根暗なの?
と、誤解されそうですが、私はおしゃべりが好きですし、
周りの人とコミュニケーションをとってワイワイしたりすることは大好きです。
当然ながら、意見が違う人やなんとなく理解できない人、私の意見を否定してくる人など
いろんな人がいるわけで、そんな方々に出くわすとやはりストレスが溜まります。
めんどくさっ。って思ってしまうわけです。
あのちょっとしたイライラって、積み重なると大きなイライラになりませんか?
そんな時の精神状況といえば、およそ健康とは言えない状態に陥ってしまいがちです。
ストレスからのヤケ食い、ヤケ酒とか。。。
そのあと凄まじい肌荒れや胃もたれに襲われることも、わかってるんですけどね…。
できることならストレスって感じずに生活していきたいですよね。
ただでさえストレス社会といわれている中で、少しでもストレスを減らすためには
どうしたらいいんでしょう。
ここ何年かの中で最もストレス削減に効果があったな…と思ったのは、
さかのぼること早6年前のお話。(個人的にはもう6年!!)
ぷく太郎、新卒で入社してピッカピカの1年生の頃ですね!
私の会社は商社であることと、昔ながらのTHE 日本の会社なこともあり、
社内での付き合い飲み会が多いです。
年齢の高めな先輩が多く、若手が少ない中で久しぶりの新卒を採用した年だったので
歓迎ムードがすごくて、ほぼ毎日飲みにつれていってもらいました。
当時、学生から社会人になりたての私は、毎日のように好きなお酒と居酒屋料理が
食べられること。
しかも、ほぼ100%御馳走してくださることなどがあって、誘われれば断りませんでした。
私と時を同じくして入社した同僚も同じ様子で、彼とも年齢も近いことから
仕事終わりに飲みに行くようになりました。(時には2人、いつも4人くらいが多かったです)
ただ、彼の考え方や振る舞いが、私はあまり好きになれなかったんですよね。。。
「俺がこう思うから、お前もそう思うよな?なっ?」
「あー、ぷく太郎はそう思うんだ。。。いやでも、俺の考えがやっぱ完璧じゃね?」
といったような、価値観押しつけ型の方だったんですね。
最初こそ何回か飲みに行きましたが、飲んでて楽しくない!(笑)
仕事終わりになぜか彼の愚痴を聞き、彼の演説を聞いているような状態に嫌気がさして、
ついにある時、いつもなら惰性で行く二次会に行くことを断ったのです。
その時の彼の一言。
「え?どうしたの?明日予定あるの?」
「なんで2軒目行かないの?ふつう行くっしょ」
「みんな行くって。ってか俺が飲みたいって言っているのになんで行かないの?」
この時点で我慢の限界が訪れました。普通って何???
「気分が悪いから帰る。」
そう言い残し、後ろを振り返らずに電車に乗り帰宅しました。
電車に揺られ、最寄り駅に到着し、コンビニで缶チューハイを一本購入。
家について一人落ち着いた空間で飲んだ時のあの気持ちよさは忘れません。
108円程度のコンビニオリジナルチューハイが格別においしかった。
それ以降、その同僚の彼は別の部署へ異動、支店に行くことになったので物理的に
距離が離れたこともあり、しばらくあのイライラを感じることはなくなりました。
私は当時、本社勤務だったので、何度か同僚の彼が出張で来社することはありましたが、
二度とあのストレスを味わいたくなかった私は、飲みに誘われても断れるように、
あえて出張を入れるとか、プライベートの予定を入れて断り続けました。
日中に会って話を少ししても、以前と変わらない様子でしたし、
相変わらずの価値観押しつけ型だったので、二度とストレス飲みをしたくなかったのです。
何度も断ったからか、今ではもう誘ってきません。
当時は諸先輩方に
「同期入社が出張に来てるけど、一緒に飲まないの?」
「同僚は大事にしたほうがいいぞ~、絶対後で困らないようにな!」
などと言われましたが、全く困っていません。
その先輩からも飲みに誘われないように、仕事が終わったらすぐに帰るなど、
距離を取ることを続けたところ、不要な飲み会は減り、のびのびと生活できています。
その時間で本当に好きな友人と飲みに行ったほうが、ストレス解消できますよね。
このお話の中で私が実践したことは「距離を積極的にあける」ことでした。
どうやっても職場では他人とコミュニケーションを取らねばいけない時が
多いです。
むしろ必須項目みたいになってます。
そして多くの場合、相手の考え方をこちらから変えるためには大きな労力と
口論、喧嘩になるといったリスクを抱えます。
これはめんどくさい!本当に大変です。失うものばかりです。
そして、「あの人がこう変わってくれればいいのに…!」って思うこと、
これが一番簡単で、自分自身が楽になれる考え方なのも理解できます。
未だにこの考え方に逃げたくなる機会ばかりです。(笑)
きっとみんながこう思っているから、互いにストレスになるんだろうな…。
そんなことを考えた結果、「自分が変わる」ことを意識して
「なんとなくイライラしやすい人とは距離を置く」
ことを実践しています。
なんとなく合わない、正論なんだけど、相手は無意識なんだろうけど、
その話し方や態度がどうしても許せない!って人。
仕事でどうしても毎日顔を合わすけど、仕事の話以外はせず、
プライベートの話は一切しない、など付き合い方を変えたことで
余計な詮索もされなくなりました。
更に言えば、職場や学校、毎日のように属するコミュニティだと
必ず第三者がいますよね。
その方に助けを求めることだってできるわけです。
第三者の方からしたら、やっぱり仲良く生活してほしいわけですし、
仕事が上手に回らないことを考えれば、間に入って話を聞いてくれる人も
いると思います。
職場なら、自分と、相手(今回であれば、同僚)をよく知っている上司や先輩など
自分も相手も言うことを聞きたくなるような方に相談できると
双方の関係向上に役立つかもしれませんね。
あ、もちろん、必要を感じなければ相談しなくてもよいと思います。
嫌われるんじゃないかな…と不安に思っていましたが、意外といけるもんです。
むしろ、余計な詮索をされてイライラするくらいなら、きっぱり嫌われたほうが
自分の毎日を楽しく過ごすことに集中できそうです。
さて、今日何を食べようかな。
なんてことを毎日考えながら、生きていきたい。
そのための、健康的な精神を一緒に取り戻しましょう。
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